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肘折温泉

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ゆったりと流れる最上川沿いから大蔵村という集落に向かう。
お蕎麦が美味しくて棚田があって、美しい村。
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訪れてみたかった湯治の温泉郷「肘折温泉」へ。
湯治の文化がしっかり残る東北では、鄙びた温泉も賑やかで風情たっぷり。
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湯治はゆっくり滞在するので、お土産物屋さんも規模が大きくて生活雑貨まで揃う。
もちろんこけしもある。
早めに宿に入って下駄を履いて町を散策。
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古い郵便局は交流の場として利用されていて、
ちょうど近くの芸大生が宿やお店の灯りを逗留して制作するという「ひじおりの灯」というイベントをやっていた。
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そんな灯りに誘われて夜も夕涼みで散歩。
古い温泉街の狭い道をぴったりと運転して行くバスが格好良い。
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肘折温泉では、毎朝朝市が行われる。
近くの農家の人たちが育てた野菜や作ったものを並べて、
それを湯治客が選んで調理したり、おかずにしたり。
きのこや山菜がきれいで美味しそうだった。
おじさんおばさんは気前がよく、一つ買ったらおまけにきゅうりの一本漬けをたくさんくれたりと、朝からいろいろ食べさせてもらう。
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お菓子もたくさんあって、温泉まんじゅうや蔵王にもあった「いが餅」。
そして新庄でも見かけた「くじら餅」が美味しかった。
くじらの肉の形をしてるから「くじら餅」というそうで、
餅米にくるみと砂糖が入ってしょうゆ味。保存食にもなる優れもの。

良いお湯を中心に、そこで暮らす人、訪れる人、物を作る人がうまいこと混ざってまた町の魅力になる...素敵な温泉だった。
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by potari5 | 2009-09-30 09:30 |

月山、羽黒山

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月山に登る。
羽黒山、湯殿山とともに出羽三山と呼ばれ山岳信仰の場で、参拝者の方も多い。
が、私たちはただの登山者として向かう。
八合目から山頂までの片道2時間半コースを行くことに。
夕方は霧が濃くなって危険ということを前の日の晩にそば屋の主人から聞き、
朝早くから出かける。
八合目ですでに夏ではなくなって、上着を着る。
下は晴れていたのに、こちらは霧が濃い。
参拝の方の白装束が似合う(ちょっとあの世っぽいが)。
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湿地帯を抜けて、岩場をどんどん登って行く。
歩いていくうちに体も温まって、半袖Tシャツに薄いナイロンパーカーで十分になる。
途中休憩をして、高山植物を見たり、万年雪を見たり。
上の方は風が吹くと霧が消えて晴れ間も見えた。
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歩くこと2時間半、やっと頂上に。
この達成感が気持ちいい。
山頂でおにぎりとおやつは「からからせんべい」。
黒砂糖味のせんべいを割ると中からおもちゃが出てくる。
これが民芸おもちゃで小さいのにきちんと作ってあってかわいい。
子どもたちも何が当たるか大喜びで、私も大人げなく加わっていた。
帰り道は、気持ちも楽でひょいひょいといきたいところだが、
体が大きくなると下りの方が足にくる。
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翌日は羽黒山。
こちらはふもとに宿坊が並ぶ町で、山頂まで2000段の階段がある。
昨日5時間歩いたので階段はパスして、村田の人が良かったよとすすめてくれた
白木の五重塔まで歩く。
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深い緑の中にひっそりと佇む五重塔は品が良くてきれいだった。
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by potari5 | 2009-09-25 21:03 |

天童、山形市

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次は天童へ。
天童と言えば、将棋の駒が有名。
将棋の駒は分業で作られていて、木地師や彫り師、塗り師など行程によってそれぞれの職人さんが携わるそうだ。
将棋の駒を作っている所を伺って見せてもらう。
細かい作業をこつこつとすすめられていて、全ての形やデザインが見れば見るほど格好良い。
奥に天童のこけしを作っている方もいらっしゃった。
おじいさんの前にはきれいに絵付けされたこけしの顔と胴体が並んでいて、
それをロウがけされている行程だった。
かわいらしい顔を機械に取り付ける時にあやまって落っことしてしまった。
それを探して拾い上げる動作が我が子を大事そうにあやしているようで温かい気持ちになった。
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天童と言えば、もう一つ天童木工だと思い、場所を聞いてショールームを見せてもらった。良い材木を使い、良いデザイナーに設計してもらった椅子やテーブルたち。
これもいいな、あれもいいなと妄想を楽しむ。

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続いて山形市内へ。
美術館でちょうど林静一さんの展示をしていたので観ることに。
小梅ちゃんが懐かしくて食べたくなった。
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山形市にもいくつか古い洋館が残っていて文翔館を訪ねる。
以前は県庁舎と使われていたものを修復して展示している。
元々の装飾も豪華で美しいが、それを丁寧に修復されていてため息が出てしまう。
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山形のB級グルメ「どんどん焼き」
お好み焼きの生地をくるくる割り箸に巻き付けて、魚肉ソーセージの輪切りと海苔が表に貼ってある。小麦粉が主体。
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by potari5 | 2009-09-20 12:00 |

上山温泉、山寺

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蔵王の山形側の上山温泉へ。
山形の近くで宿を探していて、城下町の温泉「山城屋旅館」さんに泊ることに。
斎藤茂吉さんの弟さんがこの旅館をされていたということでゆかりの宿だそう。
ここの窓ガラスが素敵で、色ガラスが入っていて当時にしてはモダンなデザイン。
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木造三階建ての建物は古いながらもきれいに手入れがされていて、
空いている時期だったこともあり、一番上の三間続きのお部屋を使わせてもらう。
角部屋でガラス戸も必要な分だけ入れてあり、風が通りとても気持ちよかった。
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洗面所やトイレがタイル張りで、それがまたかわいくて。
食事も自家製の野菜をふんだんに使った女将さんの料理で、
山形の美味しいものをたくさん食べることができた。
夏野菜など細かく刻んだ「だし」は、刻み立ての美味しいこと。

なんといっても、ご主人が柔らかく優しい方で、子どもたちに名前を聞いて、
ずっと「○○ちゃん」と呼んでいただき、かわいがってもらった。
建物も料理も人も温かくて、良い旅館だった。

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続いて芭蕉の句「閑さや巖にしみ入る蝉の声」で有名な立石寺、通称「山寺」へ。
古い観光地にありがちなゆるい看板がお出迎え。
俳句からは涼しい山の中とイメージがあったが、暑かった。
700段の階段は修行のようで、これは早朝登るもんだと思う。
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山形の銘菓「もろこし」山寺バージョン。
登りきった上で食べる。
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素朴な美味しさと、やはりてっぺんからの眺めで登って良かったと思う。
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by potari5 | 2009-09-15 11:47 |

七ヶ宿、村田

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宮城県の七ヶ宿という場所にキャンプをしたので、周辺を散策。
羽州街道の一部で、昔は七つの宿場町があったことからその名前がついたそう。
それらしき雰囲気が残っていて、写真はそば屋と旅館だったお家。
立派な茅葺き屋根が残り、独特の曲線がきれいだった。
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白石の弥治郎集落はこけしの里で、ベレー帽のような鮮やかな頭とキュートな顔が特徴。
こけし村にはこんなかわいいポストが...。
実演をされていたこけしの工人さん夫婦と東北談義。
娘がかわいいと気に入った小さなこけしを買う。
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宮城県最後は村田という町へ。
ここは伊達藩が藍や紅花を作らせたものを集めて江戸や上方に運んだ村田商人と呼ばれる人たちの町。江戸時代からそれぞれの時代の繁栄を偲ばせる町並みが続く。
商家が多かったので蔵が多く、店蔵と呼ばれる倉庫としてではなくお店としての蔵が特徴。お菓子屋さんや洋服屋さんなど昭和初期の建物もいい感じで残っている。

そこで入った店蔵の雑貨屋さん「かねしょう」で、ご主人に声をかけてもらい、
向かいの商家「やましょう記念館」で奥様が説明をするので予約をされた方とご一緒させてもらう。
奥様は大沼悦子さんという方で、ラジオ深夜便で「くらしのたより」というコーナーで村田から発信されている。「やましょう」の持ち主の姪っ子さんのあたるそう。
村田商人について残っている古文書から本も書かれた方で、村田という町や歴史を丁寧に美しい声で話してくださった。
「観光地ではなく、普段の暮らしを見て欲しい」という言葉が印象的だった。

自分の愛する町を大事にして、それを伝えるということ。
そういう使命感をもった姿勢にとても共感した。

「なぜ、また村田にこられたんですか?」という主人の問いに、
こういう本の写真を見て...と話すと、
なんとその本のしゃしんはかねしょうさんの写真だったそうで、本をお店から持ってきてくださった。とても印象に残る町になった。

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by potari5 | 2009-09-09 16:27 |

蔵王

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今回も登山をいくつかする予定だったので、足慣らしに蔵王から。
子どもたちの好きなリフトで楽チン登山。
蔵王の周りは雲がかかりやすく天候を心配したが、
上に行くにつれ晴れ間になり、下から見ていた雲の上に。
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通称「お釜」と呼ばれるカルデラ湖も見れた。
とてもきれいな色。
蔵王という山はなくて、いくつかの山の総称らしく、一番高い熊野山にはお釜から登った。
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登山の楽しみは、途中や下山の時に食べるもの。
リフト乗り場で見つけたもの。
山形名物「玉こんにゃく」
こんにゃくを甘辛い醤油ベースのたれでコトコト煮たもの。
これを三つ団子みたいに串刺しして辛子を付けて食べる。
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山形銘菓「ミルクケーキ」
基本はミルク味で、保存もきいて牛乳が凝縮された外も中身もレトロなお菓子。
疲れた時に嬉しい甘さ。
味のバリエーションも多い。
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山形こけしののれん。
言葉も絵も素敵。
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by potari5 | 2009-09-04 09:07 |