カテゴリ:おでかけ( 15 )

ここが私の地球

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大雨の中、高速を車で山口の北へ。
バケツをひっくり返したような雨は、梅雨の終わりの雨だ。
久しぶりに前が見えなくなり、死ぬかと思った。
目的地に着くと雨が上がる。
晴れ女の自信はある。

この日は、仕事で2軒話がまとまりはるばる来た甲斐があった。
また全然知らなかった人と一緒にやりたい仕事ができる。
気を良くして、土産物屋で小さな瓢簞を一つ買う。
昔はこれを水筒にするのが憧れだった。今でも瓢簞モチーフが好き。

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天気も良くなったので、せっかく来たのだからと仕事の後に足を伸ばして、仙崎へ。
金子みすゞのふるさと。
太平洋と違って、慎ましやかな海。
手つかずの集落があって、和む。

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そしてその先の三隅へ。
前から香月泰男美術館に行ってみたかった。
静かな温泉の前にひっそりと美術館はあった。
入り口の看板の上に、かわいいおもちゃがお出迎え。
散歩で拾った木切れや金属でちょこちょこっと作ったおもちゃは、命を吹き込まれて本当に楽しそう。

彼は、自分の生まれた故郷のこの地を「ここが私の地球」と言った。
美術館の展望台からは三隅が見渡せ、その天井には世界の都市の地名があった。
山の向こうにある地名が戦争が起こった町で、シベリアで戦争を体験した影を落としながらも、その体験があってこそ自分の地球を感じたんだろうなと思った。

世界は広いけれど、自分の自由に好きなことができる愛すべき場所が「私の地球」。
彼の描く絵のように、ささやかでじんわりと響く。
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by potari5 | 2009-07-11 17:57 | おでかけ

木の実

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島根の石見地方へ。
仕事先のお客さんを訪ねて出かけ、ついでに行ってみたかった場所に寄り道を。
今回訪ねた浜田市と江津市は隣接していて、映画「天然コケッコー」の舞台になったところ。豊かな自然が残っていて、山陰といってものどかで明るい場所。

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旭町の山の中にある「おやまの工房 DONGURI」は農園と自宅の側にひっそりある。
体に良いものをとこちらに移り住んで、お菓子を作ってらっしゃる。
この日も明るい奥さんが笑顔で迎えてくれ、タンポポコーヒーとお菓子をいただいてお話を。
小麦粉も全部ではないが農園で作り、卵は農園内に元気で歩く鶏のもの、裏の山でだんなさまが育てた木の実を使って、まさにこの自然の恵みを形にしたお菓子。
砂糖は控えめで素材の味がしっかりして、噛めば噛むほどじんわり旨味が広がる。
優しい味で美味しい。

3人の子どもたちのために作り始めたこだわりのお菓子。
パッケージの3個のどんぐりは子どもたちだそう。
「もりの子ドン」はどんぐりの粉が入っている軽いお菓子。
それぞれの木の実の風味がクセになる。
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話していて奥さんは自分の好きな土地に根ざして大きく育った木のようで、お菓子は奥さんから生まれてきた木の実のようだなと思った。
宣伝はほとんどしていないけど、このお菓子を求めてここを訪ねる人が多く訪ねるそうで、そうやってつながりが出来るのが嬉しいとおっしゃっていた。
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by potari5 | 2009-06-29 09:10 | おでかけ

つつじの香り

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大型連休の最後三日間は車を運転して実家へ。
少し渋滞に巻き込まれたけれど、大体予定通りに到着。

この季節つつじがどこでも咲いており、匂いを嗅ぐ度、実家のつつじを思い出していた。
庭にもまだ少し残っていて、縁側でのんびり眺める。

実家では母が病気の父の介護をしていて、手伝いながら、遠くに住んでいること、あまり手伝えてないことなど考える。でも、一番しんどい母が明るく振るまい、子ども4人が仲良く居てくれることが嬉しいという言葉に救われる。
帰省中に一緒になった弟や妹などともそんな話をする。またこれからも実家に足を運びたいが、それはうちの家族とも相談しながら、できることをやっていきたい。

初日は、関東から帰省の弟家族と広い公園で遊ぶ。
1歳になって少しの姪っ子がヨチヨチ歩きでかわいく、うちの子どもたちも取り巻きのように寄り添っていた。

二日目は神戸から妹夫婦が来てくれ、牧場に行く。
ジャージー牛の顔はかわいい。
ちょうど生まれたての牛の親子がいて、立ち上がってお乳を飲みに行くのを見守る。
実家の風景や家族は、自分の原風景で大事なものだなと思いながら体を大きく伸ばす。

帰りの朝、子どもたちと父がお絵描きを始め、初めて見る父の描いた漫画が意外と上手かった。
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車の中でラジオを聴いて運転をしていたら、よく忌野清志郎の歌が流れていた。
「トランジスタ・ラジオ」が一番好きだった。
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by potari5 | 2009-05-07 13:52 | おでかけ

春の海

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春の海ひねもすのたりのたりかな 与謝蕪村

そんな言葉がぴったりの春の海。
桜が咲いて、空は霞んで、花を見る人、釣りをする人...。
のたりのたりという表現がぴったりの穏やかで静かな海。

与謝蕪村の「奥の細道画巻」の挿絵がのんびりしていて好き。
のどかな気分になる。

週末の嵐で桜が散ってしまった。
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by potari5 | 2009-04-14 12:32 | おでかけ

春バス


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春はバスに乗ってのんびりと。
床が木のバスに乗り合わせると嬉しい。

子どもたちを連れて映画館に。
「ヤッターマン」の実写版。
ヤッターマントリビュートという感じの映画で楽しめた。
ドロンボー一味がやっぱり愛らしい。

人も花もいっぱい。
春爛漫。

この季節、SINGER SONGERの「初花凛々」が聴きたくなるんだけど、
この日は「天才ドロンボー」が頭の中をぐるぐると...。
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by potari5 | 2009-04-05 11:31 | おでかけ